猫風邪とその後のQOL
もなかは、我が家にやってきたとき、ひどい風邪をひいていました。
顔の左側が腫れあがって、左目は開かない状態でした。
その後、腫れが引いて、目も開きましたが、白い膜が目の表面を覆っていて、あまりよく見えていないようでした。
その後、猫風邪という持病がずっともなかのその後を苦しめることになります。
もう10歳。
シニア猫の仲間入りしたもなかにとっては、この持病の存在はますます辛いものになっています。
常に、鼻がつまったり、くしゃみが止まらなかったり、呼吸がゼロゼロしたり…
これまでも、鼻からくる副鼻腔炎で、歯肉炎もあって、歯を抜いたり
先日は、いつものくしゃみだと軽く考えていたら、重症化し、呼吸が早くなって、何も食べられなくなり、猫肺炎になって、8日間の入院、酸素室で過ごしました。
今も、ステロイドと猫風邪の薬を飲んで、通院しています。
持病……という点では話が長くなりますので、少しづつお話しようと思いますが、
自分自身、大病をして、それからは快適な体調とは言えない状態がもう18年以上。
もなかのそんな毎日を見ると、とても他人事とは思えなくなって、
「辛いよね」って、いいながら、
頭や背中をなでてやると、嬉しそうな顔をします。
そんな表情に何だか涙が出ることがあります。
少しでも、寄り添って、穏やかな日々が暮らせるように…と
そんなふうに祈っています。