彼岸花
先日、流れてくる空気の中、どこか懐かしい香りが…
金木犀です。
そうか、もう、そんな季節になったんですね。
季節の変わり目を教えてくれる香りです。
ここ数日、彼岸花の花が目につくようになりました。
とても不思議な花です。
突然、葉もなくすっと伸びて、まるで花火のようにはじけるように開いて。
以前は、彼岸花というと、燃えるような鮮やかな赤い花というイメージでしたが、
この頃は、ちょっとクリームがかった、白い彼岸花も増えてきました。
彼岸花を見ると、
あぁ、お彼岸の季節になったんだなぁと。名前の通り。
お墓参りに来てねって言っているみたいで。
そうそう、去年は、はじめて娘と息子夫婦と、
雑司ヶ谷にある夫のお墓参りに行ったことを思い出します。
雑司ヶ谷霊園で、、モフモフのかわいいにゃんこに会ったっけ。
数年前、
都電に乗って、雑司ヶ谷霊園に行く途中
線路沿いの道端に咲くたくさんの彼岸花の花。
あるとき、その中に、クリームがかった白い彼岸花を見つけて、
「彼岸花にも白い花があるのね!」と知ったのが初めて白い彼岸花との出会い。
今では身近に近所にもこうやって見ることも多くなりました。
お墓参りは、以前は子供たちが結婚するまでは、毎年、家族3人で、出かけていました。
8月のお盆の頃は、あまりに暑くて、とても出かける気になれない。
ちょうど少し暑さが和らぐころ、
彼岸花に誘われるように出かけるのが恒例でした。
帰りに池袋や、サンシャインホテルで、バイキングやお昼を食べて
子供たちもそういう楽しみがあるので、喜んでついてきました。
サンシャインのバイキングは、実は、夫に教えてもらって、家族みんなで何度か行った思い出のある場所だったのです。
夫と過ごした家族の時間を思い出す、そんなお墓参りの後の過ごし方としては、最適でしょ?
それに
私は、胃があまりないので、食べられるだけ少しづつ。
息子もローストビーフなど好きなものがいくらでも食べられるから、
それぞれの好みに合わせて、調節できるのもいい。
とても気に入っていたのですが、途中から、メニューが変わってしまい、
最近は、池袋の駅の近くのお店の定食になっています。