咽頭がん発覚!  新しい治療法 その5

庭の椿 

妹から、結果を聞きに行く数日前に、

すぐに知らせたいことがあるから…とメールが来ました。

その晩、電話で話しました。

 

電話の内容を簡単に書きます。

 

妹の夫は、製薬関係の仕事をしていて、

ちょうど咽頭がんに適応のあるあたらしい治療薬の担当をしていたという。

 

まだ1部の病院でしか行われていないそうですが、

光免疫療法という画期的な治療法で、

手術せずに、体への負担も軽いという。

 

もしも検査の結果が思ったより癌が浸潤していて

嚥下機能、発声などの後遺症が残ることを

一番恐れていた私にとって、

救われる思いでした。

私にとっては胃の摘出以来これまで19年間、QOLの低下で辛い思いをしてきたので、

手術の、第一の不安は

「これ以上 術後の人生を辛いものにしたくない。」そんな思いが強いのです。

 

 

残念ですが、私のかかっている病院では行っていないので、

セカンドオピニオン

柏の国立がんセンターでできそうなので、

その情報も調べたり、病院の窓口に電話したりしました。

 

いざとなったら、こんな方法もある。

今後、万が一、再発などの時 救いの道があるかも知れない心強さ

 

 

ただ、標準治療ができるときは、そちらを優先してくださいと書かれていたので、

現在、手術を勧められている今の私には該当しないかもしれないけれど。

 

でもこういう別の治療法を知っているだけで、

現実を受けとめることができる気がする。

わずかでも希望があれば

人は絶望から立ち上がれるのかも知れません。