咽頭がん発覚!いろいろ不安なことがありました その1

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庭の椿

 

だいぶご無沙汰していました。

 

実は先日の食道がん初期の疑いからはとりあえず経過観察ということで

今すぐには…ということではなかったので、

解放されてほっとしていたのですが、

その後の、確認のための胃カメラ

咽頭がんが発覚しました。

 

今、手術を控えています。

 

そんなわけで、すごく不安な日々を過ごしていました。(今も現在進行中ですが)

とてもそんな不安定な気持ちを文章に書くような気分になれなくて…。

 

経過は簡単に書くと以下の通りです。

 

1月31日胃カメラ 組織も採らなかったので、全く心配しないで帰りました。

 

2月15日診察で結果を聞きに行く。

なんと、担当医に「咽頭がんです。全身麻酔で手術です。」と言われて、頭の中が真っ白❢ え!?じゃあ、入院しないといけないんですか?って、病気のことはほとんど聞かず、的外れな質問をしただけ…。

その他にも胃の摘出の吻合部にも、ちょっと怪しいポリープか?

食道の方は、この先様子を見ていくことに…。

 

3月1日 手術に向けての検査

造影剤を使ってのCT、 頸部のエコー、肺活量、心電図、血液検査

 

3月15日 家族を伴って来院してくださいとのことで 結果と、これからの治療、手術について 診察がありました。

レントゲンと、入院についての説明などもありました。

そのついでに、肺にも4ミリと小さいですが、すりガラス状の白い影が映っていて、癌化することも考えられるので、今後大きくならないかを経過観察といわれました。 経過観察がまた一つ増えてしまいました。

 

入院は、来月の13日。手術は14日。 その後約1週間の入院の予定です。

 

 

結果がわかるまでのこの間、いろいろな不安やら憶測が渦巻いて、

気分が落ち込んだ状態でした。

 

花粉症で痛いのか、がんで痛むのか、喉のちょっとした違和感が、気になって気になって

食事をしてても、もしかしたら、術後には嚥下が上手くできなくなるんじゃないか

そんなことがふと頭をよぎり、何だかさらに食欲までなくなってしまう気がして

かかりつけの近所の医院で、がんの話をすると、とても心配して、「しばらく、術後は流動食になるだろうから、体力が落ちると思うので、術前にしっかり体力つけないと…。退院後は点滴に通うことになるだろう。」と言われるとますます焦ってしまい…。

だって、このところ体重の減少が気になっていたので。 あ、もしかしたら、今回のガンのせいだったのかなぁ…体重減少は。なんて結びつけてしまう。

 

今、普通に声を出しても、もうそのうち、術後は声が出なくなってこんな風にコミュニケーションがうまくできなくなるんじゃないか…

 

何をやっても身が入らない状態でした。

 

今できること、当たり前のことができなくなってしまうかもしれないという不安や恐怖。

 

いや、まだ初期かも知れない、何とかなるかも知れないから、結果が出る前に、何を弱気な気持ちになっているのだと自分を鼓舞、叱責する

 

 

「役に立てなくて…」と、泣きながら心配してくれる友人がいる。

 

一人じゃ心細くて、ろくな考えが浮かばなくて落ち込んでいるかもしれないと、時間をかけて自分の休暇を当てて、話を聞きに来てくれたり、電話をくれる妹や姉。

 

息子は車で病院に迎えに来てくれたり、様子を見に来てくれたり、相談に乗ってくれたり…。私のとりとめのない愚痴や弱気な心を否定せずに聞いてくれる。

娘は、あるときははっと正気にさせてくれるような的確な冷静なアドバイスをしてくれる。

嫌な顔、不安な顔一つせず、支えてくれる息子や娘たち。

随分頼りになる存在に成長したなぁと思ったりする。

 

 

自分をとりまく優しい人たちに感謝したりする。

私って、こんなたくさんの人に心配してもらって、支えられているんだなぁ。

 

みんなにこうやって心配してもらえるうちに、どうせいつかはだれでも死ぬのだから、

最悪、先にあの世に行くのも悪くないかも なんて、何かギリギリのことを考えて、自分の不安な気持ちを納得させようとしたり…。

 

 

 

胃切除後の栄養補助食品がまずくて辛かったことを思い出して、流動食や野菜などのスープの本なども買い込みました。

ブレンダーや、新しいミキサーも…。

少しでも体力落とさないようにしなくちゃ。

 

病気のことを調べると、気管、食道、声帯などの重要な器官があるところなので、術後のQOLや、後遺症のことを考えると、気が重くなることばかり書いてあります。

 

以前、看護師だった姉も、咽頭がんの入院患者さんのことを診たことがあるらしく、やはり術後のQOLについて姉自身が寝られなくなるくらい心配してくれました。

えっ!? 私って、そんな深刻な病気だったの??

私本人は、というと、最初、早く見つかったし、そんな心配な病気だとは思っていなかったので、知識が増えるとストレスが増す…  あんまりストレスになるから、結果がはっきりするまでは調べない方がいいのでは…と娘にもいわれ、それもそうだと思いながらもやはり気になってしまいます。

 

姉は、私が今一人暮らしなので、その後、一人で生活ができるのかも心配してくれていたようです。

 

 

 

自分のこと以外に、重なるときは重なります。

猫はすい臓炎で、息子と一緒に毎週車で通院しなくちゃいけないし

薬は飲ませないといけないし…。

臆病な猫なので、私にしか懐いていないし…。

 

息子は、5月に初めての子供が生まれるから

その喜びに浸っていたいと思っていたはずなのに、

このタイミングで、私がこんなことになって 申し訳なくて…

私も、もう少し元気でいたかったなぁ  とクヨクヨ

孫の誕生を明るい気持ちで迎えられると思っていたのにね…。

クヨクヨ。